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安全が優先か、客寄せが優先か?

2007年04月27日 22:55

晴れ
日本では、かつて「浅間火山レース」と言う、オートバイの公道レース(一部だけですけど)が開催された事があります・・・小説「汚れた英雄」にも、このレースが出て来ます。
しかし、警察庁の横槍でわずか3回だけで終了してしまいました。この後、ホンダを皮切りに、国内メーカーはマン島TTレース二輪世界GPに参加していきます。
当時はメーカー側が技術開発のために積極的に参加していた二輪レースだったのですが、現在はどうも状況が違うようですね。
ご意見、ご感想はこちらへどうぞ!
三宅島復興、公道1周レースは見送り
(日刊スポーツ - 04月27日21時27分)
三宅島1周レース断念 都、滑走路の利用など検討
(朝日新聞 - 04月27日 03:23)

興味深いのがホンダの対応です。
毎日新聞の記事を引用すると・・・

三宅島「公道オートバイ」断念
 三宅島(東京都三宅村)で00年の噴火災害の復興策として11月に予定されているオートバイレース大会で、公道開催ができない見通しとなった。石原慎太郎知事が提唱し、国内初の公道を使用したオートバイレースとして注目を集めたが、ライダーや関係者の安全確保が問題となり、今年は断念する方向となった。都営三宅島空港の滑走路を活用するなど大幅な変更が検討されている。

 昨年末にまとまった基本案では、大会は11月9~11日に開かれ、125CC以下のオートバイが島を1周する都道(延長30.4キロ)でタイムを競い合うレースが目玉だった。事業費は村が3億円、都が3億4000万円をそれぞれ負担する。

 しかし、公道レースを巡っては、プロのライダーから「安全管理上、不可能」との反対意見が寄せられたほか、二輪車メーカーも「安全確保が極めて難しい」(ホンダ広報部)などと消極姿勢を示していた。都は空港でのタイムトライアルや障害物を乗り越える競技に計画を見直し、村など関係機関と調整に入っている。
(毎日新聞 - 04月27日 03:11)

ホンダはブリテン島とアイルランド島の間、アイリッシュ海に浮かぶマン島で1907年から開催されるマン島TTレースには、昭和34年(1959年)の初参戦以降、毎年積極的に参加しています。
しかしホンダは、三宅島1周レースにはかなり難色を示しているようですね・・・コースに一般道が含まれていると協力出来ないと言い切っているようです。
国内二輪最大手のホンダが賛同してくれなければ、他社(ヤマハスズキカワサキ)の参加も難しいでしょう・・・慎ちゃんピ~ンチ!

※マン島TTレース:“TT”は“Tourist Trophy”の略です。マン島は淡路島とほぼ同じ大きさですが、英国王室の属国として独自の通貨などを持っています。猫好きにはマンクス・キャットの原産地として有名です。
マン島の首都ダグラスなどの市街地コースと山岳地帯コース(マウンテン・コース)を合わせた、1周約60kmの公道を走り、タイムを競います。以前は二輪世界GPの開催地でしたが、コースが狭く危険なため、昭和51年(1976年)以降、世界GPからは外されています。
このレースは毎年数人の死者が出ます・・・確か去年までで220人以上が亡くなっていたと思います。これは道路が狭い上に市街地部分にはエスケープゾーン(芝生や砂地の部分)が殆どないためです・・・ここを「オーバー・ザ・トン」(平均時速100マイル/以上)達成を目指して走るんですから、ライダーは命懸けです。
昨年は日本から参加した前田淳さんが亡くなっています。
※この記事は書きかけです。タイトルや内容その他が変更される可能性があります。
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