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プラスチックの実物人体標本

2006年03月12日 23:33

晴れのち曇り

昨日の事なんですがMSN-Mainichi INTERACTIVEに、こんな記事がありました。
メキシコ:本物の人体使った標本展 関係者に公開
「本物の人体」と言う書き方に「?」と思われた方も多いでしょうし、ホルマリン溶液に浸された標本を思い出す方も多いでしょうね。
しかし、この記事の標本はプラストミック/Plastomic(記事中では旧い呼び方のプラスティネーション/Plastinationと書かれています)という、人体を構成している水分と脂肪分を合成樹脂に置き換えて作る特殊な標本です。
英語版では、公開された標本を見学する人たちの画像が公開されていますが、このテのものが苦手な方は見ないで下さいね。
※「続きを読む」も、苦手な方はご遠慮下さい。
このプラストミック標本にすると、厚さ1ミリ以下に切断して顕微鏡用標本にする事も出来ます。また、標本自体が樹脂になっているので、腐敗して悪臭を放つ事もありません。
標本によっては血管だけにしたものや縦切りにしたもの、文字通り輪切りにしたもの、合体変形ロボットの変形中のように組み合わされたものなど様々な状態に作る事も可能です。

人体の不思議展リーフレット ← 当時の「人体の不思議展」のチラシ

日本でも平成15年(2003年)9月6日から12月28日にかけて、東京国際フォーラムでからだ=未知なる小宇宙 人体の不思議展が開催されました。かなり人気があったので、会期は1ヶ月近く延長された記憶があります。
また、翌平成16年(2004年)にも再度開催されました。
(その数年前にも横浜みなとみらい地区の「ゆめはまミュージアム」で、当時はまだプラスティネーションと呼ばれていた時の展示も見学に行った事があります)
私は最初の公開の時に2回ほど見学に行ったのですが、1回は休日と重なったので、もの凄い混雑でした・・・怖いもの見たさって感じのカップルが多かったんですが、少々青い顔をしていたのは男性の方が多かったですね(笑)。
「人体の不思議展」では、チラシの2体のほか、様々な標本があり、実際に触ってもいい全身標本1体と、脳の重さを知るために、脳だけの標本もありました。全身標本に触ってみましたが、皮膚や筋肉、回腸や結腸など各種臓器も殆どシリコンゴムのような感じです・・・置換樹脂のひとつがシリコンだから、当然なんでしょうね。
脳の標本は思ったよりも軽く感じました。(成人の男性で約1.3キロ、女性は1.2キロ)
場内は撮影禁止だったのが非常に残念です。
また、献体の殆どが中国人だったのが、ちょっと切なかったですね・・・。。・゚・(つд⊂)・゚・。

さて、話しが横道に逸れちゃいましたが、メキシコではこの展示に賛否両論なんだとか。
まあ、多分にカソリック教徒が多い中南米の1国ですから、カソリック的な宗教観によってこう云った展示に反対する人も多いんでしょうね。
相容れない科学と宗教、とよく言われますが、それらを語る人間、見かけや思考は違っても、一皮剥いた中身は大して変わらないんですけどね。

因みに・・・現在のプラストミック技術では、巨乳の女性の献体があっても、巨乳をそのまま保つ事は出来ないそうです。
重力の関係・・・と言えば、お解りになりますよね?A^∇^;)
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