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萬満寺 不動尊秋季大祭

2009年10月29日 23:55

晴れ
今日は市内にある古刹、法王山 萬満寺(万満寺)の不動尊秋季大祭最終日。
法王山 萬満寺の山門 ← 法王山 萬満寺の山門
三日間ある春季・秋季の大祭ですが、必ずと言っていいほど1日は雨が降るんですよね。
しかし今年の秋季大祭は小春日和の晴天に恵まれました・・・逆に怖い気もしますけど。(ぁ
萬満寺山門です。
山号の「法」は、さんずいに、つくりの方は「鹿」の「比」の代わりに「法」を書く、とても難しい漢字なんですよね。
仁王門 「慈雲閣」 普段の 「慈雲閣」
 ↑仁王門の 「慈雲閣」
こちらは仁王門慈雲閣です。
「仁王尊股くぐり御開帳」金剛力士像(仁王像、以下『仁王様』)の戸が開放されています。右は7月のある曇った日に撮影した、普段の状態。金網入りのガラス越しに仁王様を見る事が出来ます。
仁王様の股をくぐって無病息災を祈願する「仁王様の股くぐり」は名物行事です。
でも、先に今日の大祭のご本尊・不動明王様をお参り。 (本来のご本尊は阿弥陀如来様です)
法王山 萬満寺の山門 ← 本堂
昭和62年(1987年)に再建された新本堂です。
実は萬満寺は3回ほど火災に遭っていて、最も大きな火災は明治41年(1908年)、すぐ近くを走る常磐線蒸気機関車からの火の粉に因る火災で、瓦屋根だった仁王門を除く、殆どの伽藍が消失しています。
ご本尊の不動明王様は、大日如来様憤怒相と言われています。
ただ、ご本尊の撮影は、許可を得てもちょっと憚られるもの。
大祭とは云え止めておきました。
いつかは撮影させて頂きたいものです。
いつものアングル
本堂から → 
本堂から仁王門の方を眺めてみました。
やや逆光なので、ちょっと飛んじゃいましたね。A^ω^;)
最終日なので、残念ながら御神籤は売ってませんでした・・・二日目だったら売ってたのかな?

参拝も済ませたので、慈雲閣に戻って、仁王様を拝む事とします。
ご意見、ご感想はこちらへどうぞ!
慈雲閣の正面に回って、仁王様を拝みます。
金剛力士・吽形像金剛力士・阿形像
 ↑金剛力士(仁王)像
鎌倉時代の仏師、運慶が作ったと伝えられている、国指定の重要文化財、金剛力士像。右が阿形像、左が吽形像ですね。
阿形像那羅延堅固吽形像密遮金剛とも呼ばれているそうです。
吽形像の御尊顔阿形像の御尊顔
 ↑金剛力士の御尊顔
御尊顔のアップです。
やや顎を上げて、吼えるように大きく口を開く阿形像に対し、顎を引いて口を結ぶ吽形像「阿吽の呼吸」は、この二体の金剛力士から来ているのは有名ですね。
射るような眼差しの眼は玉眼と言って、水晶で作られています。今でいうならドール・アイの元祖に近い構造ですね。
ただ、本当に運慶が作ったのかどうかは不明で、弟子たちの誰かの可能性もあります。
なお、「仁王様の股くぐり」阿形像だけ。
吽形像天衣と台座の間が狭く、幼児ならくぐれますが、大人は無理なので、御開帳だけ行われています。
法王山 萬満寺の山門 ← 股くぐりをする“フィリップ”
股くぐりをする外国人の参拝客。
彼はオランダ人で、付き添いの日本人男性(55~60歳くらいの紳士)によると中公新書「仁王 -知られざる仏像の魅力-」を読んで、はるばる萬満寺を訪れたんだとか。
ライデン市にある国立民俗学博物館の関係者で、本を執筆する為の取材でもあっての来日だそうです。 学芸員なんでしょうかね?
名前を聞きそびれたので、以後、彼をシーボルトに因んで、“フィリップ”と仮称します。
いつものアングル
ぬいぐるみ? → 
昔は死の病として恐れられていた痘瘡(=天然痘)を除けるためなどとして、日本各地で子供を仁王様の股間をくぐらせる風習があったそうですが、現在は萬満寺の他は数えるほどしかないそうです。
しかも少子化の影響もあって、今は大人、特にお年寄りが痛いところを仁王様に肩代わりしてもらおうとくぐる場合が殆どだとか。
赤ちゃんを股くぐりさせているお母さん。
赤ちゃんは大人しく、殆どぬいぐるみ状態(笑)。お母さんが股の間を滑らせていました。
乳幼児がくぐってこそ、本来の「仁王様の股くぐり」と云えるんでしょうね。
法王山 萬満寺の山門 ← 記念撮影
先ほどの赤ちゃんのお兄ちゃんたちと、そのお母さんを記念撮影する“フィリップ”
この後、お兄ちゃん2人ははしゃいでしまい、仁王様を叩いたりして、お母さんは真っ青になって大慌て。
“フィリップ”「えいごではなして~」とせがんだり・・・大人だって外国人=アメリカ人って認識ですから、無理もありませんね。A^ω^;)
檀家のお爺ちゃん(左手前)と“フィリップ”は、ちょっと苦笑いしてました。

因みに、「仁王様の股くぐり」には、お布施として300円が必要です。
私はサイズ的に無理なので(苦笑)、いつもお布施して撮影させてもらってます。
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うららかな午後の日差しの中、萬満寺を辞して某所(笑)へ向かいました。
萬満寺と宗派は違いますが、「三十三間堂の佛たち」(妙法院門跡)を参考にしました。
※この記事は書きかけです。タイトルや内容その他が変更される可能性があります。
※2009年10月31日(土):加筆・修正。
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