FC2ブログ

揺れるSNS最大手

2008年03月06日 22:01

晴れのち曇り
既に多くのWebニュースHP、そしてBlogなどで取り上げられていますが、SNS(Social Networking SiteまたはSocial Networking Service)最大手のmixi(ミクシィ)が揺れています。
新mixi利用規約の第18条 ← 問題の第18条
原因は同社が3月3日に公表した、4月1日から実施される予定の利用規約改定について、第18条の内容に、非常に問題のある条文が書かれていたからなんです・・・以下は問題の新利用規約第18条です。
第18条 日記等の情報の使用許諾等
1 本サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします。
ユーザーは、弊社に対して著作者人格権を行使しないものとします。
新mixi利用規約の第21条
裁判所命令に従う気はないって事? → 
皆さん第18条ばかりに気をとられていますが、第21条にサクッとかなりトンでもない事も書かれているんですよね。
この事に言及しているmixiユーザーは、まだ少ないようですが・・・以下、その第21条です。
第21条 本利用規約及びその他の利用規約等の有効性
本利用規約及びその他の利用規約等の規定の一部が法令に基づいて無効と判断されても、本利用規約及びその他の利用規約等のその他の規定は有効とします。
2 利用規約等の規定の一部があるユーザーとの関係で無効とされ、又は取り消された場合でも、利用規約等はその他のユーザーとの関係では有効とします。
この条文も、かなりトンでもないと思いませんか?
つまり第18条第21条を要約すると、mixiに日記を書いたり、動画を含めた各種画像をアップしたり、コミュニティに情報を書いたら、mixiに入会した時点で「私が書いたものはmixiの好き勝手に使っていいですよ」って認めた事になる訳です。 そして、「私の書いた事を何でmixiが勝手に使っているの?」と言っても、mixiに入会した時点で各種の情報の著作者人格権を行使しないと認めちゃった事になる訳ですから、mixi調停や裁判などを起こす事が出来ないって事なんですよ。
ご意見、ご感想はこちらへどうぞ!
新mixi利用規約の補足 ← 翌日公表された補足説明
また、例えこの第18条などが法的に違法だと判断されても、mixi「“mixi”というSNS内は治外法権なので、日本の法律や裁判所の決定は及びませんから、そんなものは守りませんよ」と言い切っているのも同然の事を新mixi利用規約条文(第21条)に盛り込んでいる訳です。
しかし、あまりのmixiユーザーの反発株価の下落(こちらは前から下がり始めていましたが、今回の件もあってか急落)など、反響の大きさに周章狼狽したのか、翌3月4日にmixi運営事務局利用規約改定に関するお知らせ(追記)というものを公表しました。一部の抜粋です。
特にお問い合わせの多い【第18条 日記等の情報の使用許諾等】に関しまして、誤解を避けるため、当社が想定している具体的な使用について補足説明をさせていただきます。

上記の条項につきましては、ユーザーのみなさまが『mixi』のサービス内で作成した日記、著作物等の情報について、従来どおりユーザー自身が権利を有することに変わりはありません。

また、ユーザーのみなさまが投稿した日記等の情報(公開している自主作成の映像やイラスト、テキスト等)の使用に関しては、当社の以下対応について同意いただくもので、当社が無断で使用することではありません。

  1. 投稿された日記等の情報が、当社のサーバーに格納する際、データ形式や容量が改変されること。

  2. アクセス数が多い日記等の情報については、データを複製して複数のサーバーに格納すること。

  3. 日記等の情報が他のユーザーによって閲覧される場合、当社のサーバーから国内外に存在するmixiユーザー(閲覧者)に向けて送信されること。
これって、明らかに新mixi利用規約18条とは矛盾した内容ですよねェ。それと、ちょっと注目したいのが利用規約改定に関するお知らせ(追記)にある、この一文です。
なお、利用規約につきましては、今後もご利用いただくお客様にご理解いただきやすい内容になるよう引き続き検討してまいります。
( ゚д゚) (つд⊂)ゴシゴシ (;`・ω・´) …?!
こんな事を書くんだったら、最初に新mixi利用規約を掲載した時、こういう事態になる事くらい予想がつきそうだと思うんですけどね。mixi運営事務局には文章のチェック機能が働いていないのでしょうか?
新mixi利用規約第18条の条文修正に関するお知らせ
5日に公表された文面 → 
それに第18条についてだけで、第21条には言及していない点も気になりますね。更に、昨日5日には、「mixi利用規約第18条の条文修正に関するお知らせ」というものを公表しましたが、この中でも第21条には全く言及していないんですよね。一体どういうつもりなんでしょうか?まだ「mixiは日本の法律や裁判所の決定を守るつもりはありませんよ」と言い続ける気なんでしょうか?
現在、mixi内部では新mixi利用規約、特に第18条に反対する趣旨のコミュニティが「雨後の筍」の如く乱立しています・・・一番参加者が多いのは[mixi利用規約第18条反対]で2,000人をオーバーしています。次いで[mixi利用規約改定に反対 2008]の700人オーバーでしょうか?ちょっと面白いのが[利用規約を逆手にとってみる?!]というコミュニティ。写真を全部笠原(健治)社長にして利用規約に反対表明する・・・という事です。
過去にも自社提供コンテンツの利用規約の改定でユーザーに波紋が広がった例はあったようですが(CNET Japan「mixi、4月1日より利用規約を改定--日記などについて著作者人格権の行使を禁止」を参照)、著作権問題が大きく注目されている中で最大手のSNSであるmixiが「やっちゃった」だけに、今後SNS業界に与える影響は大きいですよね。パソコン通信の時代からのユーザーや、ネット初心者まで、ネットの知識や経験値が異なるユーザーが入会しているmixiなんですから、各ユーザーに対して理解しやすく納得のいく新mixi利用規約の説明が最初から必要だったんじゃないでしょうか?
※この記事は書きかけです。タイトルや内容その他が変更される可能性があります。
関連記事
スポンサーサイト





コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://cyobinosuke.blog34.fc2.com/tb.php/1241-4c38e3e7
    この記事へのトラックバック