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ある密航者の死

2007年07月23日 20:59

曇りのち雨
去る7月20日(金)に時事通信社(Web版)に、こんな記事が載っていましたが、憶えている方はいらっしゃるでしょうか?結局、その後の報道は少なくとも日本国内ではなかったのですが、アメリカでの報道はどうだったんでしょうね?
「続きを読む」の方に、記事の引用を記しておきます。
ご意見、ご感想はこちらへどうぞ!
ジャンボ機前輪格納庫から遺体=上海からの密航者か-米
 【シリコンバレー19日時事】米サンフランシスコ空港で19日朝、中国の上海から到着したユナイテッド航空のジャンボ機を整備士が点検していたところ、機体の前輪格納庫で男性が死亡しているのが見つかった。地元警察が死因や身元の特定を急いでいる。
 男性は推定50歳代で、上海から米国への密航目的でジャンボ機に忍び込んだ可能性が高い。飛行中の極度の低温か酸素不足、あるいは格納された車輪に挟まれて死亡したとみられる。
(14時24分 時事通信社)
ユナイテッド航空B747型機 ← ユナイテッド航空のジャンボ機
航空機が高度32,000フィート(約1万メートル)から40,000フィート(約1万2千メートル)を12時間程度飛行すると、外気温は氷点下35度から40度くらいになります。しかも酸素はないと言ってもいい状況です。エベレスト登山隊酸素ボンベを背負っての登頂はよく知られていますし、航空機でも万が一の減圧時には自動的に酸素マスクが降りるのも、航空機パニック映画ではお馴染みの光景ですね。約1万メートルから1万2千メートルの高空で減圧した場合は失神・意識不明の状態になるのです・・・私はこの密航者は車輪に挟まれて死亡した場合を除くと、おそらく巡航高度に達したジャンボ機の前輪格納庫内でまず酸素不足で失神に陥り、長時間の低温に晒されて凍死したものと考えています。
昔は航空機貨物室内密航者の死体が発見された、とか、衰弱して発見された、というニュースが時折ありましたが、この密航者の死亡事故のニュースは久し振りです。よほど中国にいたくなかった事情があったのでしょう。「飛行機に乗れば外国に行ける」と思っての密航だったのでしょう・・・まさか航空機がこんなものだとは想像もつかなかったんでしょうね。
当然の事ながら密航は犯罪なんですが、この哀れな末路を辿った密航者に、合掌・・・。
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